化粧品成分検定1級を取得しました。これで日本化粧品検定、化粧品成分検定のどちらも1級ホルダーになれました。

1月に日本化粧品検定1級を取得したとのご報告をさせていただきました。

実は2週間後に行われた化粧品成分検定も受験をしておりました。

現状、日本において、化粧品の国家試験はありませんが、

日本化粧品検定と、化粧品成分検定が高い2峰の山といえると思います。

2022年11月27日が、日本化粧品検定 1級試験。2022年12月11日が 化粧品成分検定 1級試験でした。

化粧品成分検定1級ついては日本化粧品検定1級試験から準備期間が2週間しかないので時間的に厳しい(日々の診療もあるし)

化粧品成分検定1級の難易度の高さに唸らされました。まず化粧品検定1級が取得できるレベルにないと、化粧品成分検定1級は内容が理解できないと感じました。日本化粧品検定1級レベルが知識にあることが前提での問題。しかも、合格は80%以上のテストでの正答率を求められます。ふつうにキツイでしょ⁉️

化粧品の組成の基礎、組成成分の細かな知識、界面活性剤の役割、界面活性剤の種類、などすべての化粧品成分が読み解けないと受かりません。

皮膚科医師であっても、初見で受かる人はまずおられないでしょう。医師国家試験では化粧品分野は学ばないので。

ここで一つ例題です。

【※メチルグルセスー10は次の中のどの種類の成分か?適切を選べ。】

①水性成分②血行促進成分③油性成分④紫外線防止成分⑤Ph調整成分

難易度の高さのひとつの要因として、聞きなれない、見慣れない用語が並ぶこと。

メチルグルセスー10?って感じですよね。

新たな言語を習得するのに近いかなと思います。

化粧品成分検定は、すべてオンラインでの試験でした。試験室の中に入ったら一台の端末に向かい合い、自分が試験をはじめたタイミングで、時間のカウントダウンが開始されます。(常時画面の右上に残タイムがカウントダウンされている)

こんな試験方式は自分が学生のときはなかったなぁ。記述の問題もあるけど、タイピングで入力。鉛筆は一切使わない。これは違うのでみなくてよいという鉛筆でならできた消去法によるやり方ができにくい。手ごたえはまずまずでしたが、難易度は高く、例題とはまったく違う問題でした。

1か月半ののち合格がわかりました。

そのさらに1か月後、化粧品検定1級の認定書が届きました。

医師になってから、形成外科専門医、レーザー専門医、熱傷専門医と専門医は3つ取得してきましたが、久しぶりのペーパーテストで心地よい緊張感を味わいました。試験ですので、周りの方の緊張感もビシビシ伝わってきますし、これらの検定結果を手に、仕事に就かれることを夢見る沢山の若い人であふれていました。

私は、化粧品を扱う分野の医師であり、化粧品を監修する立場にもありますので、化粧品の勉強が欠かせません。化粧品について愛情を深め、正しい知識を皆さまに伝え、適合するお化粧品についても答えられるようにさらに日々精進致します。

最後に~

私、院長のインスタグラムの投稿を毎日やってます~。最近は皆さまからのQ&Aをストーリーで1分動画で回答しています。ぜひフォローして、質問をください~。なんでもいいです~。フォローしてDMしていただいて結構です。イイねしていただけると大変やるきが沸いてまいります!!

→院長インスタ https://www.instagram.com/p/Ci1_tpUumP7

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