私（kanami）のこだわりの美容カウンセリング。丁寧に問診から始めさせていただきます。

服部形成外科・皮ふ科に勤めて早半年。改めまして、看護師の『三中西かなみ(サンナカニシ)』と申します。あまりの名字の珍しさに、当院では皆さんに”かなみさん”と呼んで頂いています。

当院では半年ですが、美容ナースとしてはある程度の経験があります。
皆様の美容カウンセリングに入らせて頂くことが多いです。そんな患者さまの美容治療の第一歩となる、カウンセリングでのこだわりを、少しお話させていただきます。

まず主訴から丁寧にお尋ねし（何のお悩み？）、次に美容施術経験の有無を詳細にお聞きします。

美容施術を受けられたい方は、増加傾向にあります。現代はたくさんの情報が飛び交い、色々な施術があふれていますが、危険もいっぱいです。

しっかり治療をされているクリニックももちろんありますが、中には経験知識が少ないクリニックが、患者さまに丁寧なカウンセリングも行わないまま、高価な施術を行なっている例を見てきました。

患者さまはご自分が受けられる施術内容を十分に理解し、施術の金額に納得されていますか？

先日のお話です。ボルニューマを目的としてご来院された患者様がおみえになりました。よくよくお話をおききすると、糸リフトを１年以上前に受けられていました。現在の糸リフト主流は溶ける糸。そして1年以上前に行ったのであれば、ほぼ溶けてしまっているから高周波で熱を加えても有害事象はないであろうと院長と判断していました。

しかしお話を進めると、ご本人はご自分がどんな施術を受けて、どんな糸の種類を入れていたか定かではありませんでした。糸リフト施術のクリニックのホームページを拝見すると、溶けない糸の使用可能性があることがわかりました。

この状態でボルニューマの施術を開始していたら皮膚内部で思わぬ熱傷が起きた危険性があります。

これはそんな一例ですが、当院では必ず細かく美容施術経験の有無を伺うようにし、最大限の注意を払うようにしています。
カウンセリングは患者さまが治療を受けられる、第一歩です。
限られた時間ではありますが、頂いているお時間を有益に、そして丁寧なカウンセリングで事故が未然に防げます。

どうか受診される患者さまも、今日の予約した施術があるからと焦らずにありのままの情報を伝えていただけると嬉しいです。　

以上、カウンセリングの重要性についてお話いたしました。

ちなみに！私、『かなみ』は得意な施術はボルニューマです！10月もたくさんの患者さまにお会いできますように。楽しみにしております♪