2024年8月第42回日本美容皮膚科学会総会にて、服部の発表が優秀演題賞を受賞しました。

去る2024年8月31日、9月1日に行われた第42回 日本美容皮膚科学会総会・学術大会が名古屋で開催されました。

数多くのイベントに参加させていただきましたが、時間がなく、インスタのストーリー中心となってしまいましたが、これだけは記事で残したいので2024年の間に書きます。

大きな台風の接近にて、東海道新幹線が不通となり、主に東京方面からの学会参加が難しい会となりました。

大会主催者側、参加者側ともに混乱し、初日は人が本当にまばらで、大変でしたが忘れられない会となりました。

私は現地名古屋であったため、学会参加ができ、発表まで行う事ができました。名古屋本地はほとんど天気は良好。

初日は人がまばら 台風の影響

私のエントリーした発表演題は

「顔面毛細血管拡張症に対して色素レーザー治療を行った80症例の血管形態分類の割合と効果判定」

当院は赤ら顔で悩む患者さんが、全国より多数、毎日のように診療をおこなっております。

常にどうしたらお悩みの改善ができるのか

また時には治らなくて悩む患者さんに寄り添えるような治療を行っています。

赤みで悩む方は本当に切実で、大変精神的にもご苦労されております。クリニックとしての使命は一つ。

「治すこと」

毛細血管拡張症の分類と、その割合の精査。そしてVビームを照射した場合の血管拡張の改善率のデータをとりました。80症例でしたので自分一人でやるのは膨大な時間を要しました。(写真とカルテとにらめっこ)気がとおくなるほどの時間。

通常の私は、外来予約をほぼ毎日MAXパンパンにいただいておりますので、このような学会データ作成や、講師活動の資料作りは、必然的に私の外来のない日、夜間、早朝、などを駆使して行う事となります。週5日は外来ですので、私に「ぼーっ」としている時間は許されません。時間がなく辛いと感じるときもありますが、でもお仕事を頂けることはは幸せなことですので、今が大事と思って生きています。

なんと私のエントリーした題目は、優秀演題賞を受賞し、驚きが隠せませんでした。医師による題目のエントリー数は100以上。その中で優秀演題は5題のみだったと思います。なぜ私のが選ばれたのかと思いましたが、恥じぬよう全力で資料作成に取り組みました。学会の懇親会にて会頭の秋田先生に、「厳正な審査の結果、選びました。服部先生の発表の内容をしっかり覚えています」とお声がけいただき、感無量でした。

学会の後、この発表の内容を論文にしてほしいとの依頼もいただき、いまからそのお仕事に立ち向かいます。論文にするのは、並大抵のことではありませんが、なんとか頑張ってみます。

2024年、当院に係わってくださったすべての方に感謝もうしあげます。ありがとうございます。

皆さまよいお年をお迎えくださいませ!

あなたも理想の肌へ

名古屋市千種区・覚王山

服部形成外科・皮ふ科

名古屋市千種区・覚王山の服部形成外科・皮ふ科です。小さな腫瘍から、あざ、黒子、熱傷、巻き爪、悪性腫瘍等また、しみ、しわ、 アンチエイジングについてもお気軽にお問い合わせください。